知は力なり
「知識は力なり」とはイギリス経験論の始祖であるフランシス・ベーコンの言葉です.科学技術の発展に支えられてきたこれまでの近代社会では,知識こそが人類社会の発展の基礎と考えられていました.Webと人工知能の発達により,知識の流通と出版の潜在的要求は益々顕在化しつつあり,また知識の直接的な機械的利用の可能性は益々広がりつつあります.
オントロジーは知識社会の基盤
知識社会とは知識が資本よりも労働力よりも勝って社会の最大の資源となり,より少ない労働がより高い価値を生み出すような社会のことです.機械制工業の時代では土地・工場・機械が資本でしたが,機械利用可能でかつ体系的な知識すなわちオントロジーこそ,来るべき社会の資本となり知識社会の基盤となるのです.
高品質オントロジーの開発と提供
これまで20年もの間オントロジーの開発は少しづつ個別に行われてきましたが,それらを統合して使うことはできませんでした.何故なら機械利用を考えない低品質なオントロジーが流通してきたという理由に加え,個々のオントロジーが異なる思想,異なる世界観によって開発されてきたためです.今必要なことは,オントロジーの統合利用を可能にするオントロジー構築と利用のしくみを考えることです.
オントロノミー, LLC は高品質なオントロジーの開発と提供を通じて,人間社会の発展に貢献します.